2021年2月28日にオンラインYouTubeライブ配信で開催した「病気を抱える子どもたちの教育支援を考えるシンポジウム」(ベネッセこども基金助成事業)の参加者アンケートが集計できましたので、満足度や参加者属性など報告させて頂きます。
シンポジウム当日にご参加頂きアンケートに回答いただきました117名の皆様、貴重なご意見をありがとうございました。
岡山での調査結果を全国に向けて広く発信できました
シンポジウム全体の視聴者は346名(ユニーク視聴者数)とポケットサポートがこれまでに開催したイベントとしては最大数となりました。ベネッセこども基金の助成を頂き、全国各地の学校や教育委員会、医療機関等にチラシや調査結果を郵送させて頂いた結果であり、全国各地で課題解決を担っている支援団体の方や当事者の皆さんにとっても満足度の高いシンポジウムを開催することができました。
アンケート回答者のうち、約半数の方はポケットサポートの団体を知らない方でしたが、一般市民や会社員の方も含めて、病気を抱える子どもたちの教育支援の課題やニーズ、重要性を感じて頂く大切な機会となりました。
都道府県別の集計結果では北海道から沖縄県まで全国32都道府県の皆様に参加頂きました。
全国規模でのイベント開催はポケットサポートでも初めての企画でしたが、ベネッセこども基金様に応援頂き全国の支援団体や当事者家族、応援団の皆様とつながるきっかけとなりました。
各都道府県で広報協力いただきました皆様に改めて感謝を申し上げます。
幅広い世代・職種の方と一緒に考えることができました
教育・医療の関係者を中心に、特別支援教育を学ぶ学生、行政関係者、当事者やその家族、一般市民の方も参加頂きました。
シンポジウム当日のライブチャットでもそれぞれの立場で様々な貴重なご意見を書き込んでいただき、滝川先生・平賀先生ともトークセッションや質疑応答という形で回答させて頂きました。
今回のシンポジウムに参加頂き、岡山県内の調査結果から見えてきた課題やニーズをもとに、各地域での病気を抱える子どもたちの支援拡充が進むきっかけになり、一人でも多くの子どもと家族が安心して暮らせる社会づくりにつながれば大変うれしいです。