GIGAスクール構想により小学校から高等学校まで全国で急速に導入が進んだChromebook。全国で約7割の学校が導入する理由としては起動が高速であり、クラウド上ですべての設定ができ、かつ安価で導入できるという点が挙げられています。
一方で安価であるため授業で利用したり協働学習で利用することを想定した最低限の処理能力や、対面でのWEB会議に必要なWEBカメラ画質となっていることは言うまでもありません。最近では一般企業でもchromebookを導入する企業も出てきているため、業務での利用も想定した高機能かつハイスペックな機種も登場していますが、それなりのお値段がするので、将来的なことを考えると拡張性や様々なソフトや周辺機器にも対応しているwindowsパソコンを買った方がお得な場合もあります。
今回は、そんな学校現場に導入されているchromebookに対応したWEBカメラをご紹介すると同時に、どんな使い方ができるかをまとめたいと思います。
手軽に向きや高さを変えられる一般的なWEBカメラ
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他にもメーカー製品紹介ページで対応済みの機種や動作確認済みの商品がございましたらお知らせ頂けると嬉しいです。
chromebookに内蔵されているWEBカメラより高画質で、かつ向きや位置を自由に変えることができるのが最大のメリットになる外付けタイプのWEBカメラです。
実際に教室や会議等で利用する際にもモニターなどの上に設置したり、三脚に固定して活用することで複数人でのテレビ会議や拠点間を結んでの交流活動にも活用できると思います。
マイク一体型で広角レンズを採用しているため、教室全体を広く映すこともできます。Microsoft Teams/Skype/Zoom/Google Meet/Googleハングアウト/Cisco WebexMeetingsと幅広いアプリに対応しているので、学校現場でも会社などビジネスの現場でも使うことができます。
回転・ズーム・遠隔操作もできる高機能WEBカメラ
次に紹介するのは回転・ズーム・遠隔操作もできる高機能WEBカメラ。
大学の講義室や大企業の会議室に設置されていそうなリモートカメラですが、こちらの機種はchromebookに対応しており、かつ比較的安価なのが特徴です。
自宅と学校、病室と学校をテレビ会議システムでつないで遠隔授業をする際に活用できる機能として、子どもたちが見たい方向にカメラを遠隔操作して前後左右に首振りができるWEBカメラです。
ノートパソコンにUSBケーブルを1本接続するだけで使うことができ、遠隔地の子どもたちが黒板の見たい方向にカメラを向けてズーム操作することができれば、入院中でも安心して学ぶ環境づくりがますます広がる可能性を秘めています。
まとめ
GIGAスクール構想によりICT環境の整備が急速に進みました。普通教室で高速大容量なWi-Fi環境が整備され、ひとり1台の端末で個別最適化された学習や協働学習、様々な情報を収集・分析・発表することができます。
新しい取り組みには様々な課題や改善が必要になります。このコロナ禍だからこそGIGAスクール構想が急速に進み、子どもたちが学校でなくても自宅や病院で安心して学ぶことができ、先生や友達とコミュニケーションを取りながら、楽しく学ぶことができる。そして、教科書だけでは学ぶことができなかった最新の情報をインターネットを使って調べ、情報リテラシーを学ぶことで今の時代を生き抜く本当の力を身に着けることができると思います。
私たち大人もこの新しい取り組みに合わせて情報をアップデートをしながら、子どもたちに最適な方法で伝え、活用できるよう指導方法や活用方法を模索していく必要があるのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。