10月16日から実施しているクラウドファンディングの応援メッセージをご紹介します。
※応援メッセージをお送りいただいた順に、ご紹介させていただきます。
岡山大学病院 小児科(血液・腫瘍)
医師 石田 悠志 先生より
岡山大学病院で小児がんの診療に携わっている、小児科医の石田悠志です。三好さん、そしてNPO法人ポケットサポートの本プロジェクトに心から賛同し、皆様にも応援を頂きたくメッセージを送らせていただきます。
私は海外留学を挟み10年以上小児がん診療に携わっておりますが、特に帰国後の2022年10月から小児がん患者の学習支援面の課題をなんとか出来ないかと取り組んでおります。取り組みを始めてみて、医療機関だけでは何ともならず、ご本人、ご家族、原籍校の方々、行政等といった多方面からの理解と協力があってこそ適切な支援が成り立つことを改めて痛感しております。幸いにも岡山にはポケットサポートがあり、こういった関係各所を適切につなぎ、これまでも素晴らしい成果を挙げられている事を是非皆様にもお知り頂ければと存じます。
我々も彼らを見倣い新しい取り組みを始めるべく準備をしております。岡山県が新しいモデルとなるべく、三好さん、そしてポケットサポートと共によりよい社会を作るべく尽力したいと思います。
NPO法人岡山NPOセンター 代表理事
SDGsネットワークおかやま 会長
石原 達也 様より
ポケットサポートさんの取り組みに関心を持ってくださり、ありがとうございます。応援するものの一人として、感謝いたします。
病気になって学校を休む。自分自身もインフルエンザなどいつもの風邪とはちょっと違う症状で休んだ時、最初の1日はみんなが学校に行けている中で休んで普段視れないTV番組などを見れる特別感を楽しめるものの、それが2日目、3日目となるにしたがって下がらない熱への不安や、一人でいるさみしさ、授業や友達のことを考えての焦りを感じた覚えがあります。
子どもの権利条約にも「生きる権利」や「守られる権利」だけでなく、「育つ権利」も掲げられています。(そして「参加する権利」も)病気になるということは、それ自体も肉体的精神的な辛さだけでなく、その闘病の時間で失うもの、特に1年1年で大きな変化がある、ある意味でまだまだ狭い世界しか知らない学生時代は心理的な喪失感や焦りが大きい。そこに向き合って、そこで失うものを少しでもないようにしようとしているのがポケットサポートの皆さんだと思います。
生き物である以上、どの人もけがや病気とは常に隣り合わせ、明日なるかもしれない状態だということを、僕たちは今回の新型コロナウイルスの感染拡大で思い知ったと思います。この現在進行形の経験を忘れず、誰にとってもの保険として、こうした院内学級などの取り組みが「当たり前の社会」となることを願って、微力ながら応援させていただきます。
公益財団法人ベネッセこども基金
事務局長 青木 智宏 様より
こんにちは。ベネッセこども基金の青木です。
認定NPOポケットサポートの今回の高校生に学びを届けるプロジェクトに心から賛同いたします。
現在、長期入院を余儀なくされている高校生たちは、命を守るためとは言え、貴重な学習時間を奪われ、留年または退学するという厳しい現実に直面しています。これは、彼らの学びの権利を脅かすだけでなく、一緒に友達と学び、卒業するという今しかできない貴重な体験を奪ってしまう、深刻な問題です。
ポケットサポートのプロジェクトは、この問題に向き合うために必要な活動を行い、全ての子どもたちが学びにアクセスできる機会を保障しようとするものです。その為には、当面の活動資金と、私たちと同じ理念に共感する支援者の皆様の応援が必要です。
私たちベネッセこども基金は、「重い病気を抱える子どもの学び支援活動助成」を実施しており、ポケットサポートを7年間応援してきました。この間の実績や成果から全幅の信頼を寄せており、今回のクラウドファンディングも全力で応援しています。また、この活動が更に広く認知を得て、より多くの病気療養中の子どもたちへの全国規模での支援につながることを期待しています。
このプロジェクトは個人の問題ではなく、私たちの社会に属する全員の問題で、一緒に解決策を見つけるためには、一人ひとりの賛同と協力が重要です。本プロジェクトを応援し、全ての子どもたちが学びにアクセスできるようご協力をお願いいたします。
株式会社ボーダレス・ジャパン
ハチドリ電力 代表 田口 一成 様より
ポケットサポートさんの活動に感銘を受け、2020年からハチドリ電力の支援先団体になっていただきました。
2023年10月時点で、ハチドリ電力のユーザーさんのうち940名がポケットサポートさんを支援先に選ばれていることが、この活動の大切さを物語っていると思います。
すべての子どもに「教育を受ける権利」があります。それは、病気療養で学校に行けない子どもたちも同じです。病気と闘う子供たちから教育の機会が奪われることがないように、と一つ一つ心のこもった活動をされているポケットサポートさんの存在は子どもたちの希望です。
直接子どもたちをサポートすることはできなくても、ポケットサポートさんの支援を通して子どもたちを支えることはできる。そんな機会をつくってくれたポケットサポートさんに心から感謝しています。
認定NPO法人D×P
理事長 今井 紀明 様より
長期入院している高校生は特にサポートや教育支援が手薄いと思います。ポケットサポートさんの活動は現場でその支援をしている貴重な団体さんです。ぜひ支援をお願いします!