この度、感染症対策のため外出することができない子どもたちや、自宅療養中の子どもたちに芸術鑑賞の機会を提供するために、萩原工業株式会社様と大原美術館様のご協力でオンラインVR見学ツアーを2021年7月18日(日)に開催することができました。
また、今回のオンラインイベントはMDRT Foundation-Japanの助成により、病気を抱える子どもたちのオンラインDAYキャンプとして様々な体験や経験をする機会を提供するプロジェクトとして実施しました。オンライン配信に伴う配信機材や体験準備キットの材料や郵送費用の一部を助成頂きました。
まずは参加者全員で自己紹介からスタート
初めて会う参加者同士で仲良く交流をスタートするために、まずは事前準備キットでお送りしていた自己紹介ボードを使って「私にとって夏と言えば・・・」を紹介してもらいました。それぞれの夏の思い出とともに、色鉛筆などで描かれた風景やイラストをみんなで見せ合いながら自己紹介をしました。
大原美術館の竹本さんと藤原さん、そして萩原工業の浅野社長と蜂谷さんにも自己紹介から参加して頂きました。ありがとうございました。
大原美術館について知ろう&VR見学ツアー
今回のイベントの本題「大原美術館のVR見学ツアー」に出かける前に、大原美術館の竹本さんから大原美術館の歴史や、創設者のお話、作品鑑賞のポイントなどをクイズを交えながら紹介して頂きました。
その後、実際に大原美術館の展示室をVRで案内して頂きながら作品鑑賞をしていきました。学芸統括の柳沢さんの解説動画を見たり、展示室の中を藤原さんの操作で歩くような仮想体験で盛り上がりました。
作品鑑賞をしながら子どもたちが事前準備キットで作ってくれていた、リアクションフリップ「いいね」「すごい」「質問です」などのボードを使ってコミュニケーションを取りながら、見学ツアーを進めていきました。
ポケサポ美術クイズ&クイズ王の結果発表!
最後にポケットサポートからも美術に関する豆知識のようなクイズを5問出題して、4択のフリップを挙げてもらいました。郵便切手になっている有名な作品や、色の三原色など意外と知らない知識問題に、子どもも大人もみんな悩みながらフリップを挙げてくれました。
大原美術館さんに考えて頂いたクイズ5問、ポケットサポートの美術クイズ5問の合計得点を集計して最後に得点発表をしました。上位の子どもたちにはスペシャルな賞品があるため、子どもたちも興味津々で最後まで参加してくれました。
子どもたちが作ってくれたフリップ&感想コメント
美術や、美術館のことについて色々知ることができて、
楽しかったしとても勉強になりました。
また、大原美術館に行ってみたいと思いました。
この度は楽しいイベントに参加させていただきありがとうございました!
大原美術館のことをさらに詳しく知ることができ、大変勉強になりました。実際にもう一度訪れて作品を見てみたいと楽しみが増えました。
また、みんなでクイズに参加できたことがとても楽しかったです。吹き出しボードでコミュニケーションを取るのも初めての経験でしたが、準備から当日の終了まで、とてもワクワク過ごすことが出来ました!心のこもった企画に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
普段なかなか外出できないし、特に美術館には行けないので、絵画を見る機会を与えて下さってありがとうございました。神戸から参加を受け入れて下さって、皆さんとイベントに参加できて楽しかったです。息子は宇宙が好きなので、宇宙関連のイベントがあればなぁ。
また参加できれば嬉しいです。ありがとうございました。
最後に改めて今回のイベント開催にあたりご協力いただきました大原美術館様、萩原工業様、そして当日ご参加頂きましたご家族やボランティアの皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。