7月9日(日)に岡山県生涯学習センター視聴覚室を会場に小児慢性疾病を抱える小中学生ときょうだいを対象とした交流イベントを岡山市小児慢性特定疾病児童等自立支援事業の一環として開催しました。
当日は感染症対策のため10名と人数制限をしての開催でしたが、ジャパンGEMSセンターの鴨川さん、木村さんによる進行で、ゆっくりと液体の観察や特性を、参加した友達同士で意見交換しながら体験を進めることができました。
参加者みんなでアイスブレイクもかねて自己紹介ゲームをした後、小さなペットボトルに入っている様々な色や重さ、粘りのある液体を観察するところから始まりました。
2グループに分かれて、ペットボトルを振ったり、転がしたり、重さを比較したりと、様々な観察方法を試しながら液体の特性を分類していく楽しい実験です。
液体を様々な材質の紙にストローを使って1滴だけ移動させ、虫眼鏡で観察したり、光の反射具合など、普段は気にしないような特性についても体験する貴重な機会となりました。
参加している子どもたち同士でアイディアを出したり、「すごいー」「わぁ~」と驚きの声や、講師の先生や大学生ボランティアに「こんなのできた~」と嬉しそうに教えてくれる場面もありました。
お父さん、お母さんに観察の様子を見てもらったり、きょうだいで一緒に参加してくれているご家庭もあり、コロナ禍でなかなか外出や体験の機会も少なくなっていましたが、久しぶりに楽しい思い出を作ることができたのではないでしょうか。
オンラインイベントでは感じ取ることが難しい、子どもたちの生の声や反応、嬉しそうな表情などもたくさん感じることができ、運営スタッフとしても楽しい一日となりました。
講師を務めていただきましたジャパンGEMSセンターの鴨川さん、木村さん、岡山までお越しいただきありがとうございました。
今回のイベントは岡山市小児慢性特定疾病児童等自立支援事業と、MDRT Foundation-Japanの一部助成により開催いたしました。また、別室にて同時開催しました保護者座談会は田辺三菱製薬手のひらパートナープログラムの助成により開催しました。
ご協力いただきましたすべての皆様に改めて感謝を申し上げます。