micro:bitでプログラミング体験を開催しました

活動記録

暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか、
今回は7月13日にアクティブライフ井原で行われましたイベント「プログラミング体験」についてみなさんにお伝えしていきたいと思います。

今回は「micro:bit」という機械を使ってプログラミング体験をしました。プログラミングって言葉は聞いたことあるけどどういうことなの?と思われる方も沢山いらっしゃるかと思いますので、簡単に説明をするとスタートからゴールまで「AをしたらBをする」「BをしたらCをする」といった指示を覚えさせていき、スタートからゴールまでの道筋をつなげていくことを指します。

まず最初は、ポケットサポートの奥田から「プログラミングってなに?」や「micro:bitについての紹介」をスライドを使って説明してもらいました。

今回の「micro:bit」には様々な機能があり2つのボタンにマイクの機能、光のセンサーにタッチセンサーまで備えています。これらの豊富な機能を使って「一定以上の光を検知したら10秒間、音を鳴らす」「音が鳴っている時にボタンが押されなければさらに振動しながら音の音量を上げる」といったように一連の指示を覚えさせていけば、目覚まし時計の機能の完成です。

一通りの紹介が終わった後は実際にプログラミング体験の時間です。Micro:bitをパソコンに繋げて、指示を入れていきます。覚えさせる際の手順は「指示する命令を選ぶ」「命令の順番を決める」「実際に動くかどうか、画面上で動作をテストする」「動作テストがうまくいていれば本体に指示を書き込む」の4ステップです。

これを繰り返してどうやったらスタートとゴールを繋げられるかを何度も何度も考えていきます。

みんながプログラミングできたら各々で紹介する時間になります。ボタンを押したらハートが光って音が鳴る、本体を強く振ったら音が鳴るなどいろんな種類の命令を組み合わせてプログラムを作っており、みんなで「どういう命令を指示したの?」「どんな順番で作ったの?」と質問しあいながら聞いていました。

前半の内容が終わってからは10分間の休憩時間です。休憩時間はフル回転した頭を休めつつお菓子を食べたり談笑したりしていました。頭を使った後って糖分ほしくなりますよね…

休憩を終えてリフレッシュしたら後半の内容がスタートです。後半は「micro:bitの拡張機能を使ってみよう!」ということでさらにいろいろな機能を試します。今回はその拡張機能を使って「イライラ棒」を作ります。

イライラ棒、今はあまりなじみのないものかもしれないので子どもは知らないかもですが、一時はバラエティー番組などでよく映っていましたね。そのイライラ棒をなんとプログラミングで作れるというのです。

まずはmicro:bitにイライラ棒の役割をする電極を3セットつなぎます。そしてそれぞれに銅線を3本つなぎます。1本目はコースの役目をします。1mとちょっとくらいの長さの銅線をぐるぐる曲げたりして当たってはいけないコースをつくり、机にテープで固定しました。2本目はゴールの役割です。コースの最後にアーチ状にしてゴールを作ります。3本目は自分が動かすコントローラーの役割です。3本それぞれの準備ができたらmicro:bitにプログラミングをします。

「ボタンを押したらスタートの音楽を鳴らす」「コースの役割の1本目の銅線が電気を通したら失敗の音を鳴らす」「ゴールの役割の2本目の銅線が電気を通したら成功の音を鳴らす」などを組み合わせていくと、「ボタンを押してスタート」「コースとコントローラーが接触して電気が流れると失敗の音が鳴る」「ゴールまでたどり着いてゴールに触れれば電気が流れて成功の音が鳴る」とイライラ棒ゲームの完成です。

これだけでも感動するレベルなのですが、さらにここから頭を柔らかくして考えると沢山カスタマイズができます。失敗の音が流れる条件を「3回目の電気が流れたとき」にすれば、2回まではミスが許される優しい問題の出来上がりです。各々集中してイライラ棒づくりに取り組むのでした。

そして、完成した後はまたみんなでのどんな作品が完成したかの紹介をしあいました。さらに実際に挑戦をしてみながら工夫したところを伝え合いました。

今回のイベントを通してなんとなく「難しい」と思っていたプログラミングが「面白くて奥が深い」「思った以上にいろんなことができる」ものだと知りました。みなさんもなんとなく「難しそう」と思っているものも一歩踏み出してみると、新たな発見があるかもしれませんよ!

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